中古戸建ての注意点4(外壁)

外壁のきれつや膨らみ

家の外壁は一時はモルタル仕上げが全盛を誇りました。しかし最近はサィディング仕上げが主流になっています。まず、家の回りを1周して、外壁にきれつやふくらみがないかチェックしましょう。

中古戸建の賢い買い方/壁

モルタル仕上げのチェック

モルタルは時間の経過とともに、どうしてもクラック(ヒビ割れ)が発生します。小さなクラックが少しあるくらいなら、さほど気にすることはありませんが放置すると雨漏りや剥離の原因になるので補修する必要はあります。

幅0 . 2S03㎜ぐらいで長さもないものなら、防水スプレーを吹き付ける程度でOKですが、それより大きなクラックがあるなら、コーキング剤の充填が必要になります。

数メートル以上離れたところから縦横にきれつが走っているのがはっきりみえるようなら、早急に補修しないと劣化が急速に進む危険信号です。

壁のふくらみの原因

モルタルの場合、注意したいのは壁面に奇妙なふくらみがあるケースです。壁面を横から見て波を打っているようなら赤信号。こうした場合には、壁を固いものでたたいてみましょう。正常な部分はコンコンという硬い音がしますが、ふくらみをたたいてボコボコと音がするなら、そこは雨水などが回って、下地からモルタルが剥離している可能性大です。

このような場合は職人に頼んで本格的な修繕工事をしなければなりません。足場を組んでの工事になるとかなりの費用がかかります。あちこちにこんな症状があるなら,その中古戸建は敬遠するのが賢明です。

サイディング仕上げのチェック

サイディングは、種類によってチェックポイントが異なります。新築のときから乾式のサイディングを使っている住宅は、木質系なら「継ぎ目のクギに抜けやゆるみがないか。塗装にはがれがないか」をチェックします。金属系なら「サビの発生はないか」「セメント系は「コーキングが欠落していないか」をチェックして異常がなければOKです。

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