中古戸建ての価格の秘密

中古戸建て価格は「加減点法」による査定が基本

中古住宅の価格の秘密

新築住宅は、コストの積み上げによって分譲価格が決定されます。
しかし中古戸建ての場合は算出法が異なり、直近の売買事例などの相場をもとにし、
物件にどれだけのプラス、マイナスがあるかを算定し、査定額を決定します。

具体的には、「標準的な物件価格(または類似の取引事例)」を100として、
その値から環境や利便性、劣化、設備の充実度、外観などの要素ごとにポイントを足し引きしていく「加減点法」によって価格が決まるのです。

中古戸建ての標準的な物件価格とは、どうやって決まる?

この価格は、いわゆる「事例比較法」によって求めます。たとえば中古車の場合、
「00車の× ×年式はいくら」と相場が決まっているように、中古戸建てでも地域の取引実例の集積によって「標準相場」があるのです。実際 この標準相場は大きな変動要因がないかぎり、大きくブレることはありません。

これをベースにしてポイントを加点したり減点したりするので、魅力が大きい物件は加点されて高くなり、劣化の進んだ物件や立地的に劣る物件は減点されて安くなります。つまり,それなりの価格で査定されることになるわけです。

割高な物件を見分ける方法

インターネットで簡単にできる「あなたの家を査定します」を利用します。
本来は家を売りたい人のためのものだが、買う側がテストしてみるのも可。
狙っている物件の相場がわかります。
※営業マンから連絡が入るのは覚悟すること。

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